2026年8月6日(木)に令和8年度第2回医療・介護関係者研修を開催しました。
テーマ:「難聴と認知症とそして医療費・介護費用」
講 師:耳鼻咽喉科たかきたクリニック 院長 髙北 晋一先生
内 容:認知症の予防可能な最大の要因は難聴ということがわかり、難聴への対策が、将来の認知症患者を減らすことにつながると考えられるようになりました。さらには、難聴対策で、医療費や介護費用を抑制することができるとも言われています。今回、そもそも難聴とは何か、どのように対応するのがよいのか、なぜ難聴対策は認知症および医療費や介護費用の抑制につながるのかなど、ご理解いただけたらと思います。
難聴と認知症の関係、未治療の難聴と医療費・介護費の関係、日本の補聴器医療の課題と京都の現状、明日からの多職種連携について詳細なデータや具体的な事例を交えながら髙北晋一先生にご講演いただきました。
【アンケート結果より】
アンケート結果より「ケアマネジャーとして、利用者や家族の聞こえの変化に早く気づき、適切な専門職につなぐとともに、補聴器装用後も継続して使用できるよう、関係機関と連携しながら支援していきたい。」「補聴器を【使わなくなった】という結果だけを見るのではなく、その理由を丁寧に聞き取り、再調整や使用環境の見直しにつなげることが、継続使用のために重要であると感じた。」といったご感想をいただいております。
参加者からの質問にも丁寧にご回答いただき、難聴は単に「耳が聞こえにくい」という問題ではなく、コミュニケーションや社会参加、医療へのアクセス、服薬・自己管理、介護など、生活のさまざまな場面に影響することを学びました。また、補聴器をつければ認知症を予防できると単純に考えるのではなく、難聴による疲れやすさや脳への負担にも配慮し、本人のコミュニケーションや社会参加、生活の質を支える支援が重要であることを理解しました。また、京都市聞こえの応援事業助成金についてもご紹介いただき、補聴器の購入手順や医療機関への受診に関する流れ、地域介護予防推進センターでの開催講座など詳しく丁寧にご説明いただきました。今後の支援に活かしていきたいと思える、非常に学びの多い機会となりました。
講師の髙北晋一先生には貴重な勉強の機会を賜り誠に感謝申し上げます。
最後になりますが、WEB参加も含め60名の多くの方にご参加いただき、皆様ありがとうございました。